No.61 |
無機排水 |
難分解性シアン錯塩の凝集処理 |
栗田工業/KCRセンターの池上です。№61の水処理教室では、「ウェルクリンC‐200」を使用したシアンの処理方法についてお話いたします。シアン(CN)を含む排水は、メッキ工程から排出される排水と、鉄鋼工場のコークス製造排水に代表される炉内の化学反応で合成される排水の2種類に大別されます。前者はシアン化ナトリウム及び、鉄・亜鉛・ニッケル・銅・金・銀などの金属シアノ錯体が含まれ、後者は有機物や反応中間体を含みます。これら、幅広いシアン化合物を処理することが可能な「ウェルクリンC‐200」を使用したシアンの処理方法について解説いたします。
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No.60 |
無機排水 |
置換法による重金属錯体の処理 |
栗田工業/KCRセンターの池上です。№60の水処理教室では、「置換法による重金属錯体の処理」についてお話いたします。排水中に含まれる重金属が他の種類の化合物と結合している状態を錯体といいます。その錯体の中でもキレートという安定した形を形成している場合は置換法を用います。その置換法や、その他の処理方法について解説いたします。
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No.59 |
無機排水 |
懸濁物質を沈降させて集める沈殿処理装置 |
栗田工業/KCRセンターの池上です。№59の水処理教室では、「沈殿処理装置」についてお話いたします。凝集処理を施し、粗大化した懸濁物質のうち、比重の大きなものは沈降させ固液分離します。この固液分離を効率化するため、沈降処理装置にはいろいろな種類があります。それぞれの仕組みを解説いたします。
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No.56 |
無機排水 |
汚染物質に応じた排水処理方法の選択 |
栗田工業/KCRセンターの池上です。№56の水処理教室では、「汚染物質に応じた排水処理方法」についてお話いたします。工場排水には油分や有機物、アンモニア、有害金属など、さまざまな汚染物質が含まれているため、複数の方法を組み合わせて処理することが必要になります。今回は汚染物質に応じた処理方法の概要について解説いたします。
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No.36 |
無機排水 |
シアン処理で代表的なアルカリ塩素法 |
栗田工業(株)KCRセンターの佐藤です。№36の水処理教室では、「シアン処理で代表的なアルカリ塩素法」についてお話しいたします。メッキなどに使われるシアンは猛毒、劇物のイメージが定着しており、一般排水基準以下の自主規制を設定して排水している事業所がほとんどです。その処理方法として最も古くからあるアルカリ塩素法について解説いたします。
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No.35 |
無機排水 |
危険な重金属6価クロムの処理方法 |
栗田工業/KCRセンターの坂倉です。№35の水処理教室では、「危険な重金属6価クロムの処理方法」についてお話いたします。毒性の強い重金属として知られるクロムは、クロム酸という液体の状態で利用されています。この液体は他の重金属と異なり、そのままでは沈殿分離することはありません。そこで利用されている特殊な処理方法について解説いたします。
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No.34 |
無機排水 |
リンを含んだ排水の処理法(2)-MAP法 |
栗田工業/KCRセンターの小川です。№34の水処理教室では、「リンを含んだ排水の処理方法-MAP法」についてお話いたします。工場や下水処理などで処理されたリンは、これまで汚泥と共に捨てられていました。しかし、リン資源の枯渇が叫ばれる中、その有効利用を目的としてMAP法が開発されました。今回は、その処理方法を解説いたします。
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No.33 |
無機排水 |
リンを含んだ排水の処理法(1)-凝集沈殿法 |
栗田工業/KCRセンターの小川です。№33の水処理教室では、「リンを含んだ排水の処理方法-凝集沈殿法」についてお話いたします。リンは窒素と共に湖沼などの富栄養化の原因になります。健康への直接的影響はありませんが、生物の異常増殖や飲料水の異臭味発生などを引き起こします。このリンを除去する方法として一般的な凝集沈殿法について解説いたします。
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No.32 |
無機排水 |
濃厚なアンモニア排水に有効なストリッピング処理 |
栗田工業/KCRセンターの池上です。№32の水処理教室では、「濃厚なアンモニア排水に有効なストリッピング処理」についてお話いたします。前回紹介した塩素分解法をアンモニア性窒素の濃度が高い排水に使う場合、多量の塩素化合物が必要になり、有毒なガスが発生する可能性もあります。その対策として開発されたストリッピング法について解説いたします。
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No.30 |
無機排水 |
排水処理の出発点 夾雑物・スケールの除去 |
栗田工業/KCRセンターの坂倉です。№30の水処理教室では、「夾雑物・スケールの除去」についてお話いたします。排水処理のスタートはゴミなどの大きな固形物(夾雑物)を取り除くことです。これは汚濁防止やポンプなどの機能保護だけでなく、その後の排水処理を円滑にするために必要不可欠です。ここでは夾雑物・スケールの除去について解説いたします。
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