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解説
排水中に含まれる重金属イオンは単独のイオンではなく、他の化合物と結合している場合が多くあります。これらは錯体と呼ばれ、錯体の中でもキレートと呼ばれる形を形成している場合はとくに安定しています。重金属がキレート結合をしている場合、アルカリを添加するだけでは水酸化物などの形にして沈殿物にすることができないため、アルカリ沈殿法では処理が困難です。そのためこの場合の処理には置換法と呼ばれる方法を用います。これは無害な第三の化合物を添加して、キレート化している重金属と置換させることで、フリーになった重金属を水酸化物にして沈殿させるものです(アルカリ沈殿法)。置換方法には、Fe+Ca法とMg法があり、Fe+Ca法は鉄塩とカルシウム塩を2段階で反応させます。またMg法はマグネシウム塩単独で置換する方法です。それぞれの反応式は下図のようになります。