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No.58有機排水処理

沈殿槽を省いた生物膜式活性汚泥法
KCRセンター若田政己
【解説者】

栗田工業株式会社KCRセンター

若田政己

栗田工業/KCRセンターの若田です。№58の水処理教室では、「生物膜式活性汚泥法」についてお話いたします。生物膜式活性汚泥法は、充填材に微生物を付着させる処理方法です。沈殿槽の小型化、もしくは省略により、排水処理設備の省スペース化が可能です。この方法には固定床方式と流動床方式があります。それぞれのしくみを解説いたします。

KCRセンター若田政己
【解説者】
  • 栗田工業株式会社
  • KCRセンター
  • 若田政己

解説

活性汚泥法は、曝気槽内の微生物をフロック※状にして浮遊流動させています。ただしこの方法では、処理水とフロックを分離するため広い面積を持った沈殿槽が必要となります。そこでコンパクト性を重視した方法が生物膜式活性汚泥法です。本処理方式では、充填材を曝気槽内に投入してその表面や内部に微生物を付着させます。※フロックとは微生物の集合体が粒子状になったもののことです。

過剰な生物膜は剥離していく

これらの方式は、微生物を充填材の表面や充填材同士のすき間に薄い膜状として保持するため、生物膜式活性汚泥法と呼ばれます。この中でも固定床方式では、充填材によるろ過機構も加わるため、生物膜式ろ過法と呼ばれています。充填材表面やすき間に付着する生物膜が厚くなると、過剰な生物膜は充填材から離れます。剥離した生物膜は、固定床方式では充填材によってろ過されるので、処理水のSS(懸濁物質、この場合の多くは剥離生物膜)濃度は5~30mg/Lになります。ただし充填材間隙のSS量が多くなると、充填材層の圧力損失が高まるので、その場合は逆洗して、過剰な生物膜を排出する必要があります。一方、流動床方式では、充填材が流動しているため、絶えず充填材同士が接触・衝突して過剰な生物膜は剥離されます。そのため処理水に含まれるSS濃度は固定床方式より高くなり、河川や海域への放流の場合、後処理として凝集沈殿処理や凝集加圧浮上処理の設備を設けることが一般的となっています。※下水直放流の場合、後処理は不要となります。

用語解説

逆洗

ろ過器などで、水を通水の反対から流し、ろ過で捕捉されたSSなどの物質を洗い流して再生する操作のこと。

CHECK
POINT!

  • 活性汚泥法では、沈殿槽のフロックを曝気槽に返送して菌体を保持しなくてはなりません。
  • 生物膜式活性汚泥法は、充填材の表面や内部に微生物を付着させておきます。

出典:よくわかる水処理技術(株式会社日本実業出版社発行)

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