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解説
超純水には、微粒子や生菌、TOC(全有機炭素)、シリカなどが一定基準以下であることが求められますが、とくにTOCについては、可能な限り除去するシステムが考えられています。前処理する前の工業用水中には、TOCが通常1000μg/L前後含まれますが、このうち前処理の凝集加圧浮上・ろ過処理によって、まず20~30%除去され、TOCは700~800μg/Lとなります。このろ過水中には、有機酸、フミン酸、低分子有機物などが含まれますが、一次純水システムのイオン交換樹脂純水装置によって有機酸、フミン酸の大部分は取り除かれます。また極低分子の揮発性有機物もイオン交換脱塩方式の真空脱気塔で揮散除去され、イオン交換純水装置出口で100μg/L以下になります。そして残留した低分子有機物と処理できなかった有機物の一部は、やはり一次純水システムのRO膜[逆浸透膜]で処理されて、最終的なTOCは10~50μg/Lにまで減少することになります。