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解説
活性汚泥法の沈殿槽は、曝気槽の汚泥混合液からSS(懸濁物質、この場合の多くは汚泥)を沈降分離し、SSの少ない上澄み液(処理水)を得ることを目的としています。しかし汚泥混合液中のSSの沈降性が悪いと、沈殿槽で固液分離が不十分となり、処理水に多量のSSが混入するバルキングと呼ばれる現象が生じることがあります。そこで曝気槽内や曝気槽と連結している槽内に、孔径0.1~0.4μmのMF(精密ろ過)膜を設置してろ過する膜分離方法が登場しました。ここで使うMF膜には、薄い布状の膜を表と裏に2枚貼り合わせて袋状とした平膜と、外径が約1mm、内径が約0.6mmの中空糸膜があり、数十から数百枚(数百から数千本)の膜を組み合わせて膜ユニットとしています。そしてこの膜ユニットを曝気槽や膜分離槽に設置して、ユニット下部からポンプで吸引することで処理水を得ています。