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解説
好気性微生物に水中の有機物を処理させることを活性汚泥法といいます。このとき微生物には酸素が必要なため、装置は空気(酸素)を供給する曝気槽と沈殿槽から構成されています。曝気槽の槽底部には散気管を設置し、散気管から空気を微細な気泡として槽内に噴出させることで、曝気槽内液に酸素を溶解させます。曝気槽には、好気性微生物を多量に含んだ数十μm~数mmの塊が2000~5000mg/Lの濃度で浮遊しています。この塊を活性汚泥のフロックと呼びます。ここに含まれる微生物は、ズーグレア、シュードモナス、バチルスなど、多種類の細菌が主体であり、ほかにはツリガネ虫、ワムシなどの原生動物も含まれています。曝気槽と連結している沈殿槽は、曝気槽で有機物を分解した処理水と活性汚泥のフロックを自然沈降によって分離させる役割をもっています。ここで汚泥混合液を長時間静置させ、上澄み液を処理水として放流し、沈降したフロックは、沈殿槽底部に設置した沈殿物かき寄せレーキ(板)で集め、再び曝気槽へ返送します。