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解説
私たちが日常的に使用している水は、自然界を循環している水を浄水場で浄化して各家庭に送られてくるようになっています。このシステムを水道といいます。明治以降、「豊富・安価・安全」を合言葉に政府主導で水道整備に力が注がれ、2009年では全国の97%の家庭に水道水が供給されています。浄水場を運営しているのは各自治体です。その取水源は川の表流水、伏流水と地下水です。ダムの水も川の水と考え、伏流水を地下水の分類に入れれば、その比率は、河川70%、地下水26%、その他4%となります。しかし、こうした取水源の水質が年々悪化しており、浄水場では高度な水処理技術が必要になってきています。汚染されていない上流の水や地下水を水源としていたときは、浄水場で塩素による消毒のみか、あるいはゆっくりした砂ろ過(緩速ろ過)と消毒の組み合わせで処理が済んでいました。ところが、宅地開発や山林の伐採、産業の発展に伴う汚染物質の流入などが進むにつれて、硫酸アルミニウムやポリ塩化アルミニウム(PAC:パックと略称)といった凝集剤を投入して汚染物質を凝集・沈殿させたあとに、高速で砂ろ過(急速ろ過)処理した後、塩素で消毒するという組み合わせが多くなり、現在はこの処理法が普通となっています。