2017年12月06日 水処理ニュース

冷却塔からレジオネラ症集団感染が発生

2017年11月、米国カリフォルニア州の有名な遊園地で、訪問者や従業員を含む12人がレジオネラ症(※)を発症し、10人が入院しました。その後、同遊園地内の冷却塔からレジオネラ属菌が検出されたため、殺菌処理が行われました。

※レジオネラ症とはレジオネラ属菌が含まれるエアロゾル(ミスト状の細かい水滴)を吸引することで発症する感染症で、過去には死亡例も報告されています。

 

冷却塔は増殖した菌をエアロゾルとともに空中へ飛散させるため、レジオネラ症を防止するのために最も注意を払わなければならない建築設備の一つとされています。2012年度から2014年度にかけて東京都内の冷却塔について調査した結果では、445検体中189検体(42.5%)からレジオネラ属菌が検出されています。

※出典:第4版レジオネラ症防止指針(公益財団法人日本建築衛生管理教育センター発行)

 

お客様が運用されている冷却塔にもレジオネラ属菌が潜んでいて、近くを通る人々が飛散したミストで危険にさらされているかもしれません。クリタグループは、レジオネラ検査をはじめ、大型冷却塔向け除菌技術「レジ//エンド」、小型冷却塔向け除菌技術「カプセルゼロ」でお客様の安心・安全をサポートいたします。まずは、ご相談ください。

 

 

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