水道使用量の低下、水道設備の老朽化対策、水道料金の値上がり
近年、水道料金は値上がりの傾向にあります。人口減少による徴収金額の減少、老朽化した水道設備の維持、更新のための費用増などが原因です。
水道水は、工場の製造用水などに使用されており、水道料金の値上がりは工場運営費用アップの要因になります。水道設備の老朽化が進んでいるところでは、配管からの漏水、地震などの災害による断水、断水による工場操業停止のリスクが高まっています。断水の要因によっては復旧までに多くの時間を要することもあります。
※1 全管路延長(約72万km)に占める法定耐用年数(40年)を超えた延長の割合