導入する際に広い設置スペースが必要でした
凝集沈殿装置は原水中の微細な浮遊物質をフロック化し、生成したフロックと水の比重差を利用して固液分離する装置ですが、従来の凝集沈殿装置は、その設置に課題がありました。
※フロックとは凝集剤などを用いて、微細な浮遊物質を粒子状に粗大化させたものです。

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排水処理技術紹介
限られたスペースに設置できるコンパクトな高速凝集沈殿装置
既設装置の更新はもちろん、処理能力増強にも最適です
導入する際に広い設置スペースが必要でした
凝集沈殿装置は原水中の微細な浮遊物質をフロック化し、生成したフロックと水の比重差を利用して固液分離する装置ですが、従来の凝集沈殿装置は、その設置に課題がありました。
※フロックとは凝集剤などを用いて、微細な浮遊物質を粒子状に粗大化させたものです。
独自の造粒技術と槽内構造を採用したコンパクトな高速凝集沈殿装置です
「セディマックス SP」は高密度で重いペレット状のフロックを生成することで、従来装置に比べて最大で約20倍程度の高速通水が可能な凝集沈殿装置です。高速通水が可能になったことで、沈殿槽の大幅な省スペース化を実現しています。
セディマックス SPは、独自の造粒技術により原水中の懸濁物質を沈降性の良好な凝集ペレットとして粗大化します。その結果、最大で従来装置の約20倍程度の高速通水が可能となり、沈殿槽の大幅なコンパクト化を実現しています。 さらに、凝集剤やポリマーなどの薬剤をライン混合することで、反応槽と凝集槽が不要になり、装置を構成する機器点数が少なくなります。沈殿槽の小型化と構成機器の省略により、凝集沈殿処理装置の大幅な省スペース化を実現しています。
「セディマックス SP」の沈殿槽内部にはペレットブランケットと呼ばれる凝集ペレットの浮遊層が形成されます。このペレットブランケットは除濁効果を有しているため、従来の装置に比べて清澄な処理水が得られます。
また、「セディマックス SP」は沈殿槽に隣接する形で界面調整槽を設けており、ペレットブランケット界面が上昇した場合は、界面上部から排泥する構造となっています。そのため、原水の懸濁物質負荷が高くなった場合でも、安定して清澄な処理水が得られます。
設備のコンパクト化によりイニシャルコストを約20%削減しました
沈殿槽の小型化に加え、凝集槽と反応槽の省略により、従来の装置に比べてイニシャルコストを約20%削減しています。また、ランニングコストは従来の装置と同等です。
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コスト
削減
管理負担
軽減
環境負荷
軽減
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