リンス用の純水と殺菌用加熱蒸気の使用量が多いことが課題となっていました
ペットボトルの無菌充填ラインにおいては、過酢酸と過酸化水素を主成分とする殺菌剤を使い、容器の殺菌を行います。この殺菌剤は、UHT熱殺菌により無菌化された純水でリンスされますが、熱殺菌工程で使用する加熱蒸気と、リンス工程で使用する純水の使用量が多いことが、処理コストや環境負荷面での課題となっていました。

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水回収技術紹介
無菌充填ラインのリンス排水を独自技術で回収・再利用
飲料製造工程における節水・省エネルギーを実現します
リンス用の純水と殺菌用加熱蒸気の使用量が多いことが課題となっていました
ペットボトルの無菌充填ラインにおいては、過酢酸と過酸化水素を主成分とする殺菌剤を使い、容器の殺菌を行います。この殺菌剤は、UHT熱殺菌により無菌化された純水でリンスされますが、熱殺菌工程で使用する加熱蒸気と、リンス工程で使用する純水の使用量が多いことが、処理コストや環境負荷面での課題となっていました。
独自の技術でリンス排水を改質し
リンス原水(純水)として再利用することが可能です
クリタは独自技術で、過酢酸を含むリンス温排水を純水として回収することを実現しました。(特許技術)
リンス排水に含まれる過酢酸や過酸化水素は活性炭処理により還元され、酢酸や共存イオンはイオン交換処理により除去されます。これらの処理により、リンス排水をリンス原水として再利用することが可能となります。
飲料の無菌充填ラインではUHT(Ultra High Temperature)熱殺菌を行うため、リンス排水は温排水として排出されます。この温排水を回収することで、水とともに排水に含まれる熱エネルギーを回収することが可能となります。
リンス排水を回収・再利用することで、リンス用水を製造する純水処理設備と、リンス排水を処理する排水処理設備をコンパクトにすることができます。
無菌充填ラインのリンス温排水を90%回収
用排水使用量と加熱蒸気使用量を大幅に削減します
メーカーに関わらず、
気になる水処理設備を3つの視点で診断します
コスト
削減
管理負担
軽減
環境負荷
軽減
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