相談事例 No.57

純水装置で頻発するトラブルを解消し、省力化を実現

用水・純水 純水・超純水

ご相談内容

純水装置で頻発するトラブルで、対応に追われる社員の管理負担を解消したい

弊社工場で使用しているイオン交換式純水装置(他社設備)で、ほぼ毎日発生する処理水の水質悪化に現場が困っています。応急対応することで、一時的に復旧する場合もありますが、純水装置メーカーに原因究明をお願いしても、樹脂交換の提案しか受けられず、何が原因なのか明確に分かっていません。運転管理ができる技術者の育成ができておらず、早期の装置復旧に至らない場合もあります。純水が使用できない時は、やむなく市水を給水していたため、ボイラ内へのスケール付着も深刻な問題となっています。このような状況を解決するための方策をお持ちではないでしょうか。

 

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業種 産業廃棄物処理業
装置名 樹脂混床塔
原水種 市水
水量・用途 4m3/h、ボイラ給水用

KCRセンターからの解決策

純水供給サービス「KWSS」を採用することで、運転管理のご負担を減らすことが可能です!

このたびは、KCRセンターにご相談いただきありがとうございます。
お客様の設備内に純水装置をクリタの資産として設置し、クリタが水質と水量を保証する、純水供給サービス「KWSS」をお奨めします。オンラインでリアルタイムにデータを収集し、最適なタイミングでクリタがメンテナンスいたします。お客様の現場の省力化や技術伝承の問題解決が期待できます。

図1

「KWSS」とは、毎月定額で純水をご利用いただけるサービスです

1)運転管理に関する手間が不要

IoT技術で運転状態をクリタが遠隔監視。調整等が必要になればお近くの拠点からクリタ担当者が出向き対応します。またデータは自動で採取され、お客様もパソコンからご確認いただけます。更に月報の作成も可能です。

 

2)数年に1度必要な機能材交換のための予算措置等が不要

RO膜、電気脱イオン装置等の交換費用も含め毎月定額でご利用になれます。

 

3)純水装置への初期投資が少額

お客様の敷地内にクリタが保有する純水装置を設置します。純水装置本体への投資は不要です(現地工事費はご負担いただきます)。

 

4)製品製造の安定稼働に貢献

予防保全の観点から、IoT技術、蓄積したノウハウを活用し遠隔監視。安定した純水供給を実現します。

 

5)短納期も可能 

急なご要望に対応できるよう計画生産・部品確保をしていますので、短納期での純水利用開始が可能です(水量についてはお問い合わせください)。

 

ご相談いただいた結果

お客様を純水装置の管理業務から解放し、頻発していた処理水の水質悪化を解消しました

「KWSS」のご採用で、クリタによる純水装置(RO膜+連続式電気脱イオン装置*1)の管理とリアルタイムデータ収集が可能となり、水質悪化を含む各種トラブルや、お客様の将来の技術伝承を含む水管理の不安が解消されました。

*1  連続式電気脱イオン装置:詳しくはこちら

 

純水装置に関するお客様の管理業務が無くなったことで、年間100万円相当以上の工数削減効果がありました。ボイラ管内のスケール付着も無くなり、ボイラ洗浄費用がかからなくなりました。さらに、ブライン水を冷却塔補給水として利用することで、節水に貢献する事ができました。

 

 

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【お客様の声】

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※KWSSは栗田工業の登録商標です。

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