相談事例 No.28
純水製造を管理する人がいないので、管理の手間を減らしたい
用水・純水 純水・超純水ご相談内容
純水製造でのデータ採取、メンテナンス段取りなどの管理負担を減らしたい
当課では純水製造装置などの運転管理や製造ラインに係る装置の設備保全を担当しています。多くの装置の中の一つが純水装置で、RO(逆浸透)膜と電気脱イオン装置を組み合わせたものです。ところがこの純水製造装置の管理に関して以下のような点が煩雑で、手間暇がかかり負担になっていると感じています。
1)データ採取などの日常管理
2)装置が正常か否かの判断
3)RO膜などの交換が必要になった際の、見積り取得や予算措置
何か良い改善方法はないでしょうか。
業種 | 電子部品製造業 |
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設備 | 純水製造装置 |
原水種 | 水道水 |
純水製造量 | 5m3/h |
KCRセンターからの解決策
純水供給サービスをご検討になってはいかがでしょうか
このたびは、KCRセンターにご相談いただきありがとうございます。
御社でお使いのRO膜に電気脱イオン装置を組み合わせた純水装置は、イオン交換樹脂を利用した純水装置のような強酸・強アルカリ薬品による再生操作、また再生排水の処理が不要なため数多く採用されています。特にISO14001を取得されたお客様から薬品不要という点などで高く評価いただいています。ただ、性能監視用にデータを採取する点が多く、やや煩雑です。またデータが正常であるかを判断するには、専門的な知識や経験が必要になります。さらに部品交換時期の判断は、純水装置に精通していないと困難です。
最近ご採用が増えているのが純水供給サービス、「KWSS」です
「KWSS」とは毎月定額で純水をご利用いただけるサービスです。以下のような特長があります。
1)運転管理に関する手間が不要
IoT技術で運転状態をクリタが遠隔監視。調整等が必要になればお近くの拠点からクリタ担当者が出向き対応します。またデータは自動で採取され、お客様もパソコンから確認いただけます。更に月報の作成も可能です。
2)数年に1度必要な機能材交換のための予算措置などが不要
RO膜、電気脱イオン装置等の交換費用も含め毎月定額でご利用になれます。
3)純水製造装置への初期設備投資が少額 a)
お客様の敷地内に弊社が保有する純水製造装置を設置します。純水装置本体への投資は不要です。
a)現地工事費はご負担いただきます。
4)製品製造の安定稼働に貢献
予防保全の観点から、IoT技術、蓄積したノウハウを活用し遠隔監視。安定した純水供給を実現します。
5)短納期も可能
在庫が有りますので短納期での純水利用開始が可能です(水量についてはお問い合わせください)。
「KWSS」についてはあわせて以下をご覧ください。
https://kcr.kurita.co.jp/tech/39.html
ご相談いただいた結果
純水装置に関する管理業務がほぼ無くなり、他設備の保全業務に回せる時間が増えました
以下の管理業務が無くなり、他設備の保全業務に回せる時間が増えました。
1)装置までの往復移動時間
2)データ記録
3)性能の経時変化確認
4)月報作成
5)メンテナンスの予算取得
6)このための社内稟議、発注、工事立会、検収、など
お客様インタビューで「KWSS」についてご意見をいただきました。
貴社もどうぞご検討ください。
KWSSは栗田工業株式会社の登録商標です。