相談事例 No.22

冷却水処理導入前にコスト削減額を急いで知りたい

冷却水・冷凍機

このたび、「工場全体の省エネルギー目標」を達成するために、これまで水処理をしてこなかった冷却水系を見直すことを考えています。冷却水系を処理することで、現状かかっている総コストをどれくらい削減することができますか？

もし、処理を開始するとしたら、事前にコスト削減の見込みを社内に提示する必要があります。すでに冷却塔の稼動シーズンに入っているので、なるべく早く社内で検討したいのですが、コストメリットをすぐに知ることはできますか。

KCRセンターからの解決策

このたびは、KCRセンターにご相談いただきありがとうございます。

まず、ターボ式冷凍機をご使用のお客様の場合、水処理薬品を使用し、冷凍機の電力量を削減することが大きなコストメリットにつながると期待できます。

また、お客様の場合「特に水処理をしていない」ということですので、エネルギーロスしている可能性が高い状態と考えます。

「たった今もエネルギーロスしている可能性があり、一刻も早く手を打ちたい！」など、正確な導入効果をすぐに知りたいというお客様におすすめしたいのが、クリタ独自の新測定手法「瞬測（しゅんそく）」です。

「瞬測」は、従来の省エネ測定方法と同等の精度でありながら、瞬時に省エネ効果を測定し（運転を止めずに測定できます）、わかりやすい「電気代」としてご提示いたします。

「瞬測」後は、御社の冷却水系に最適な省エネを維持していく処理方法を、クリタの最新の技術の中よりご提案します。

たとえば、クリタの冷却水処理技術を結集した「KURITA NA」は、高いスライム除去効果を継続して発揮する当社独自の処理技術（特許技術）で、冷却塔・冷凍機の稼働シーズンを通して省エネルギー効果が期待できます。

また、小規模な冷却塔には、冷却塔内に置くだけで３ヶ月メンテナンスなしで省エネ効果を発揮する「カプセルゼロ」など、規模や水質や環境にあわせたラインナップをご用意しております。

ご相談いただいた後、３系統ある冷却水系のうち１系統を「瞬測」で診断したところ、電気代を年間120万円削減できるとの結果が出ました。

この結果を受け、すべての系統で冷却水処理をご採用いただいたところ、実際に電気代を378万円削減することができました。

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