相談事例 No.10

高度な純水で歩留まりを上げたい

用水・純水 純水・超純水

ご相談内容

要求水質(12MΩ・cm)を満たす純水装置を探しています

当工場では、電子部品を洗浄するためにカートリッジ式純水器で製造した純水を使用しているのですが、今後、より純度の高い純水で部品を洗浄することを検討しています。

新たに使用する純水の水質は、12MΩ・cm以上で、使用水量は1日あたり2.4m3程度です。現在使用しているカートリッジ式純水器でこの要求水質・水量を満たせるのでしょうか?

また現在、カートリッジの交換頻度が多く、交換の手間が煩雑であることや、交換にかかるコストが高いことに困っています。これらの点の改善方法も教えてください。

業種 電子部品製造業
設備 超純水製造設備
水量 2.4m3/日
処理対象 イオン類

KCRセンターからの解決策

コンパクトな超純水装置「マクエース UP-R型」はいかがでしょう

このたびは、KCRセンターにご相談いただき、ありがとうございます。

現在、使用されているカートリッジ式純水器だけでは、要求水質を満たせない可能性があります。要求水質を満たすためには、カートリッジ式純水器を2段直列で使用する方法や、超純水装置「マクエース UP-R型」を使用する方法などが考えられます。

お客様の使用水量から考えると、前者の場合、現在と同様にカートリッジを交換する頻度が多くなってしまうこと、また、それに伴い交換コストが高額になってしまうことが考えられます。また、高度な製品洗浄をするためには、イオン類を除去する以外にも微粒子・生菌類も除去する必要があります。

これらの理由から、日常のメンテナンスの手間やコスト負担が少なく、さらに微粒子や生菌類も除去するコンパクトな超純水装置「マクエース UP-R型」をご採用いただく方がメリットが多いと思われます。まずは、ご説明した2つの方法について比較表を提出いたしますので、ご検討いただけないでしょうか?

超純水装置マクエースUP-R型のメリット

ご相談いただいた結果

カートリッジ純水器に比べて、メンテナンスの手間とコストを軽減できる見込みです。

その後、お客様の使用条件における導入効果をシミュレーションしたところ、1年間を越えて純水を使用される場合は、カートリッジ式純粋器を2段直列で使用する場合に比べて、マクエースUP-R型をご採用いただく方が総コスト(イニシャルコスト+ランニングコスト)が低減できることが分かりました。

また、マクエース UP-R型はコンパクトなワンユニット装置であることも評価していただき、現在、お客様と装置の導入に向けて詳細な検討をしています。

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