相談事例 No.9
ボイラのエネルギー使用量を削減したい
ボイラ・スチームご相談内容
ボイラの燃料費を削減できる省エネ運転を目指しています
当工場では、精密機器の製造工程で蒸気を利用するため、小型貫流ボイラを利用しています。
原水に井水を使用しているため、スケールリスクがあり、そのためブロー量が多くなっています。また、その分燃料費もかかって負担になります。ボイラの安定運転と運転コストを削減したいのですが、何か良い方法はあるのでしょうか?
業種 | 精密機器製造業 |
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設備 | 小型貫流ボイラ |
給水量 | 18,000m3/年 |
原水種類 | 井戸水 |
処理対象 | シリカ(57mg/L) |
KCRセンターからの解決策
高いスケール分散効果を持つ「ドリームポリマー」配合薬品が最適です
このたびはKCRセンターにご相談いただき、ありがとうございます。
お客様の場合、濃縮アップでブローそのものを削減し、排出される熱を削減することで、ボイラの省エネ運転が可能と考えられます。通常、ブローを削減するとスケール成分の濃度が高くなり、スケール化のリスクが高くなります。
しかし、クリタの「ドリームポリマー」配合のスケール防止剤は高濃縮運転を可能にします。優れたスケール分散効果に加え、スケールの除去効果も併せ持つポリマー素材となっており、高効率化が進むボイラの性能維持や安定運転を実現できますので、最適ではないでしょうか。
ご相談いただいた結果
ブロー量を1万1千m3/年、CO2排出量を10t/年、燃料費を1.3%削減しました
その後、お客様にドリームポリマー配合商品をご採用いただいた結果、ブロー率を15%から9%に低減。高シリカ対応が可能になり、安全に高濃縮運転が実現。省エネ運転が可能となり、コスト削減へとつながりました。