相談事例 No.8
純水加温に使う、蒸気の使用量を削減したい
用水・純水 純水・超純水ご相談内容
純水の加温に使用している蒸気量を削減したいです
当工場では18℃の純水を40℃まで昇温して、製造工程で使用しているのですが、昇温するための燃料コストが課題となっています。
蒸気使用量を削減できる良い方法はありませんか?
業種 | 電機部品製造業 |
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設備 | 純水製造設備 |
水量 | 約15m3/h |
純水温度 | 18℃ |
KCRセンターからの解決策
排水に含まれる熱を利用するのはいかがでしょう
このたびはKCRセンターにご相談いただき、ありがとうございます。
蒸気使用量を削減するためには、蒸気に代わる熱源を探す必要があります。
たとえば、製造工程などから温排水は排出されていないでしょうか?もし、排出されているのであれば、熱交換器で排熱を回収することができます。
まずは、貴社工場の熱利用と、排熱の状況を詳しく教えていただけないでしょうか。頂いた情報をもとに、熱の回収フローをご提案します。
ご相談いただいた結果
重油使用量を1年間で約10万L削減することができました
その後、お客様工場における熱利用・排熱の状況を調査した結果、純水装置の近傍に温排水が流れる配管があることが分かったため、温排水に含まれる熱を純水のプレ加温に利用することをご提案。
お客様にご採用いただいた結果、1年間で約10万Lの重油使用量を削減することができました。