相談事例 No.5
カートリッジ純水器の交換頻度を減らしたい
用水・純水 純水・超純水ご相談内容
カートリッジ式純水器の交換頻度が多く困っています
当工場では、製品を洗浄する際にカートリッジ式純水器を使用して、製品へのウォーターマーク(洗浄シミ)付着を防止しているのですが、1週間ほど純水を採水すると、水質が低下してしまうため、その都度カートリッジを交換しています。
カートリッジ交換にかかるコストと手間を削減するため、交換頻度を低減したいのですが、何か良い方法はあるのでしょうか?
業種 | 非鉄金属製品製造業 |
---|---|
設備 | 純水製造設備 |
水量 | 1m3/h以下 |
処理対象 | カルシウム、シリカ |
KCRセンターからの解決策
複数の方法で交換頻度を低減することが可能です
このたびはKCRセンターにご相談いただき、ありがとうございます。
カートリッジの交換頻度を低減するには、まず前段にRO膜装置を設置する方法が考えられます。この場合ですと、これまで1週間に1回程度だったカートリッジの交換頻度が2~3ヶ月に1回程度になります。
また、別の方法としてカートリッジ式純水器を撤去し、代わりに連続再生式純水装置をご採用いただく方法も考えられます。この場合ですと、カートリッジの交換そのものが必要なくなります。
お客様の使用水量からすると、前者は「マクエース CD-M型」、後者は「クリテノン SH型」もしくは 「ピュアコンティ PC-VR-L型」が適していると思われます。どの製品も必要機器がワンパッケージに収納されたコンパクトな装置となっております。まずは、各製品の比較表を提出いたしますので、ご検討いただけないでしょうか。
ご相談いただいた結果
「マクエース CD-M型」をご採用いただくことで、カートリッジの交換頻度が2~3ヶ月に1回程度になる見込みです
その後、KCRセンターからお客様に比較表を提出。マクエースCD-M型について、詳細な水質データをもとにカートリッジの交換頻度を改めて算出した結果、当初の想定通り、カートリッジの交換頻度が1週間に1回程度から2~3ヶ月に1回程度に低減することができる見込みとなりました。