相談事例 No.4
懸濁物質を含む排水を回収・再利用したい
排水 凝集分離ご相談内容
懸濁物質を含む排水を再利用できますか?
当工場では廃容器の再資源化を行っており、工程から容器の破砕くずを含む排水が1時間当たり約5m3発生します。現在は、この排水から粗大な懸濁物質を除去した後、下水に放流しているのですが、下水放流にかかるコストが高額で困っています。
できれば排水から、微細な懸濁物質も除去したうえで、洗浄水として再利用したいと思っています。再利用先として検討している工程では微細な懸濁物質を除去できていれば製品品質への影響は出ないのですが、何か良い方法はあるでしょうか?
業種 | 廃棄物リサイクル業 |
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設備 | 排水処理設備 |
水量 | 約5m3/h |
処理対象 | 懸濁物質 |
KCRセンターからの解決策
「ミニハイフローター MH-Q型」で排水の再利用が可能です
このたびはKCRセンターにご相談いただき、ありがとうございます。
ただいま伺った内容ですと、排水中の懸濁物質を加圧浮上装置「ミニハイフローター MH-Q型」で除去することで、これまで下水放流していた排水を洗浄水として再利用することが可能と思われます。
「ミニハイフローター MH-Q」型は非常にコンパクトな装置ですので、お客様のように工場の空きスペースに、新たに装置を設置される場合に最適な装置です。
ご相談いただいた結果
上下水道の使用にかかるコストを半減できる見込みです
その後、KCRセンターでは、お客様から頂いた水質データをもとに、上下水道の使用にかかるコスト削減額と、装置導入にかかるイニシャルコスト・ランニングコストを算出。
その結果、上下水道の使用にかかるコストを半減し、導入コストは約3年で回収できる見込みとなりました。