地下水活用による安定操業とコストダウン
用水・純水 前処理・ろ過 用水・純水その他このような問題でお悩みの企業様に最適です
- 水道水のコストを削減したい
- 給水設備の安定運転
- 万一の災害後もできるだけ早く運転再開したい
- 用水温度上昇により安定稼働ができない
- 地域において社会貢献活動を行いたい
水道料金の値上がりと設備老朽化による断水のリスク
水道使用量の低下、水道設備の老朽化対策、水道料金の値上がり
近年、水道料金は値上がりの傾向にあります。人口減少による徴収金額の減少、老朽化した水道設備の維持、更新のための費用増などが原因です。
水道水は、工場の製造用水などに使用されており、水道料金の値上がりは工場運営費用アップの要因になります。水道設備の老朽化が進んでいるところでは、配管からの漏水、地震などの災害による断水、断水による工場操業停止のリスクが高まっています。断水の要因によっては復旧までに多くの時間を要することもあります。
※1 全管路延長(約72万km)に占める法定耐用年数(40年)を超えた延長の割合
地下水活用による対応
これらのリスクに対して地下水を活用する方法があります。しかし、地下水は水道水とは水質が異なるため、そのまま使用することはできません。地下水を活用するためには水質改善の装置、その装置を維持する人員が必要です。そこで、クリタは地下水を処理し、食品衛生法、水道法に定められる水質に維持、供給するサービスを用意しています。
地下水を活用した水供給サービスとは
地下水のメリットを最大限に活用できるサービス
このサービスに契約いただくと契約時に取り決めた水質を保証します。また、地下水質によって工場などの設備に適した水質に改質、排水バランスの最適化を提案いたします。井戸をお持ちでない場合、契約締結後に掘削し、条件を満たす水質が得られない場合は、掘削にかかる費用はいただきません。
(井戸の掘削、保守メンテナンスは、原則、当社の協業会社が契約の上実施します。)
【特長1】水道料金を削減
水道水の一部を地下水に切り替えることにより、水道料金の削減が図れます。処理した地下水は、水道法や食品衛生法で定められた水質基準を保証しますので安心してご活用いただけます。
(地域や条件によってはメリットが出ないことがあります。事前の打ち合わせで試算できます。)
【特長2】設備投資が不要
井戸掘削~設備設置を含めてお客様の管理は不要です。お客様は毎月の地下水使用量に応じた利用料金をお支払いいただくだけです。
【特長3】地下水の最適活用と安定運転
地下水は水道水と水質が異なりますが、利用設備(純水器、ボイラ、冷却水、製造水など)に応じて利用できるよう最適な活用、改質方法をご提案します。地下水は年間を通じて水温が安定しており、水温のばらつきによる処理量のばらつきがなく、無駄を削減し、節水・省エネ・安定操業に寄与します。
出典 ▶ 『井戸水は夏は冷たく、冬は温かいのはなぜですか?』公益社団法人日本地下水学会
【特長4】BCP(※2)対応 ※2:事業継続計画
水道インフラは、過去の災害発生時において電気やガスと比べて復旧までに時間を要しています。一方、井戸は地震の影響を受けにくいことが過去の震災で示されています。地下水を活用した水供給サービスをご利活用いただくことで、災害発生時においても有効な給水源として期待できます。
出典 ▶『東日本大震災による井戸の被害調査報告書Ⅱ』社団法人全国さく井協会
『東日本大震災における井戸被害についての現地調査』地下水学会誌第55巻1号 13~19
発災から断水率が40%を下回るまでの日数
【特長5】地域社会への貢献
震災など災害が発生した際は、状況に応じて地域住民の方々への生活用水の供給も可能となります。このように地域社会への貢献することは、企業の社会的責任を果たすことにもつながります。