冷却不足での生産トラブルに対応!診断により能力回復を提案
冷却水・冷凍機このような問題でお悩みの企業様に最適です
- 冷却不足による運転トラブルを回避したい
- 冷却塔メンテナンスを適正化したい
- 冷却塔能力を回復して減産を回避したい
冷却不足が進行すると生産性に悪影響を及ぼします
石油、化学、鉄鋼など製造物を加温する業種では同時に冷却工程があり、熱交換器を介した冷却水による直接冷却が行われ、多くの現場で冷却不足が発生し、製造停止など生産性に悪影響を及ぼすことがあります。
冷却不足は熱交換器が原因となるケースのほか、冷却塔やポンプなどの機器類や気象条件、生産工程の変動(熱負荷)などが複合的に影響し、トラブルを複雑化させます。冷却不足を未然に防ぐためには水系全体の設備能力を維持管理することが重要ですが、冷却塔能力は正確に把握されていない場合が多く見受けられます。
近年、急激な気象条件の変化や設備の老朽化に伴って、気づかないうちに冷却塔能力が低下してトラブルとなるケースが増加しています。
冷却塔の従来管理法と問題点
冷却塔の運転管理は冷却水の送水温度を指標とすることが一般的です。しかし、送水温度は冷却塔能力だけでなく気象条件や熱負荷の影響を受けるため、原因の特定が困難です。そのため実際に冷却不足が起きた場合に検知が遅れ、対処が後手に回りやすくなるという問題があります。
『冷却塔診断/能力回復サービス』によって冷却塔能力の適正管理が可能です
『冷却塔診断/能力回復サービス』は、単なる状態把握(見える化)だけでなく、原因特定まで行うことで冷却塔の保全業務を最適化することができ、冷却システムの安定稼働を実現します。また、冷却水系の水処理や運転管理に問題があった場合にはクリタが冷却塔能力を回復させる施策をご提案します。
【特長1】冷却塔能力を見える化する『能力診断』
【特長2】冷却不足の原因を把握する『運転診断』
【特長3】冷却塔能力を回復させる『最適な施策の提案』
「冷却塔診断/能力回復サービス」を用いて冷却塔能力を改善できた事例のご紹介
【相談内容】
夏場の冷却水温度が上昇傾向のお客様より相談を受けました。
【冷却塔診断の結果と対策】
冷却塔診断の結果、冷却塔能力の著しい低下とスライムの付着が確認されました。対策として水処理薬品を変更したところ、冷却塔能力が大きく回復し、これにより例年発生していた夏季の冷却不足トラブルを回避することができ、冷却不足による減産を回避することができました。
【最後に】
冷却塔は熱負荷に対して余力を持った設計がされるため、冷却塔能力が多少低下してもすぐにトラブルが顕在化することはありませんが、設備余力が失われたときにトラブルは必ず発生します。そして、その対処には時間を要すことが多く、長期化してしまい大きな損害を被る可能性があります。そのような事態に至る前にクリタへご相談ください。