冷却水向け監視サービスと水質制御で、工場の安定稼働に貢献

冷却水・冷凍機
S.sensing Opti メインイメージ画像

このような問題でお悩みの企業様に最適です

  • コンプレッサーが突然停止するのを防ぎたい
  • 冷却設備を保守する手間を減らしたい
  • 補給水の費用を減らしたい

冷却水の水質を管理しないと・・・

コンプレッサーや冷凍機の熱交換器にスケールが詰まって熱交換が悪化し、緊急停止、

この結果、工場の生産を止めてしまうことがあります

冷却塔で冷やされ、コンプレッサーや冷凍機に供給される冷却水。冷却塔から水が蒸発して熱を放出させる一方で、残った冷却水にはカルシウム、シリカなどのスケールを発生させる成分などが濃縮されていきます。このスケール成分などが熱交換器の配管壁に付着すると熱が交換されにくくなります。さらにはコンプレッサー・冷凍機が温度などの異常を感知、設備を自動停止させてしまい、最悪工場の生産を止めてしまうこともあります。

 

水処理教室No.69「冷却水の水処理を行う必要性」はこちら 

スケール防止のために、よく実施されていることは…

ドレンバルブをタイマーで開け、スケール分が濃くなった水を排水することでした

カルシウムやシリカなどの成分が熱交換器でスケール化する濃度に上昇する前に、タイマーで冷却塔下部水槽のドレンバルブを開け濃くなった冷却水を排水し、補給水をボールタップから給水していました。

しかし次のような問題があります。

1)濃縮度を低めに設定するため補給水の量が多い

2)渇水などで補給水質が悪化すると気がつかないうちにスケールが発生する危険性がある

冷却水向け監視サービス「S.sensing Opti」とは

冷却水系の水質、補給水量などをリアルタイムで見える化し、

管理の手間を減らせるサービスです

電気伝導率センサー、pHセンサーなどを設置、センサーから集めた信号はデータ収集・通信盤に集め、インターネット回線を通じ、どこでも確認できます。

【特長1】管理業務、手間を大幅に減らせます

各種データが自動で採取され、なおかつ自動でグラフ、報告書が作成されるため管理業務、手間を大幅に減らせます。またインターネットによってどこからでも設備の状態を監視できるので、特に事務所から離れた現場の監視が楽です。

 

 

【特長2】冷却水系を見える化します

導入前は、冷却水試料採取時の1点でしか分からなかった、冷却水水質、補給水質・水量などが、今いくつなのか現場に向かわなくてもリアルタイムで分かります。また安定しているのか、変化しているのかグラフで分かります。節水量などをKPI*として表示できるので改善すべき点が見えてきます。

*Key Performance Indicatorの略。企業目標の達成度を評価するための指標

【特長3】異常をメールでお知らせします

アラーム機能により、異常データが検知された場合はお客様とクリタ担当営業に異常内容をメールでお知らせします。また監視画面でも異常内容を確認出来ます。異常内容については、監視画面に一覧として履歴が表示されます。

【特長4】オプション追加で稼動安全性、節水性を向上できます

補給水供給自動弁、スケール・スライム防止薬品注入システムを併設すると、監視している冷却水水質に応じ、1)スケールが発生せず、2)補給水量が最少になるよう自動で制御します。この結果節水が進みます。またスライムによる冷却塔の汚れも少なくなり、洗浄作業の頻度を減らせます。

【特長5】設備投資が少額で済みます

監視計器、表示システムなど設備に関してはクリタが負担し、お客様は設置工事以外、オプション分も含め設備投資する必要がありません。月額で利用料をお支払いただくだけです。(オプションは「S.sensing Opti」との同時導入がお勧めです。)

 

冷却水系の安定稼動と省コストを実現するこのサービス、ぜひご検討ください。

 

※S.sensing、S.sensing Opti  は栗田工業の登録商標です。

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