発電プラントの安定稼働を支える「セタミン」
ボイラ・スチームこのような問題でお悩みの企業様に最適です
- ヒドラジンなど劇物を使用したくない
- 薬剤の希釈作業に手間がかかっている
- 配管の腐食や穴あきなどが心配
発電用ボイラ配管のさまざまな障害は、プラント停止につながります
配管に腐食やスケール付着が進むと
穴があき、プラント停止を引き起こします
発電プラントの中高圧ボイラ系統では、乱流などの発生箇所における『流れ加速型腐食※』が最大の課題です。その他にも酸化鉄スケールによる噴破や、清缶剤による腐食が起きることもあります。これらの対策を怠ると大きな事故につながります。
※流れ加速型腐食とは
オリフィスの下流部や配管の曲がり部など流れが速くなる場所で、炭素鋼配管から鉄が徐々に溶けだす腐食。FAC:Flow Accelerated Corrosionの略。
(詳細については下部の『特長1』をご覧ください)
これらの問題を1剤で解決する「セタミン」
発電所の中高圧ボイラを安定運転するには
給水・復水系統における鉄製配管の腐食防止が不可欠です
現在、配管の腐食を防止するためには3種類の薬剤を使用することが主流です。しかし、劇物に該当するアンモニア・ヒドラジンの取り扱いが大変なことや、使用する3剤それぞれに希釈が必要なことなどの課題があります。
世界から注目されている「セタミン」の効果
独自の『皮膜性アミンがつくる撥水層』が高圧下でも効果を発揮
発電プラントのボイラ配管をさまざまな障害から守ります
「セタミン」の配合成分である『皮膜性アミン』はボイラ配管等の金属表面に吸着し、緻密な撥水層を形成します。この層は水中の溶存酸素、塩化物イオンなどが金属に作用することを防ぎ、腐食を防止します。
「セタミン」の作る『撥水層』は、中高圧の系統でも効果を発揮するため、世界中の発電プラントから注目されており、欧州では既に1,000件以上の納入実績があり、国内でもその件数を伸ばしています。
【特長1】給水・復水系統における最大の課題「流れ加速型腐食(FAC)」を大幅に抑制
オリフィスの下流部や配管の曲がり部など、流れが速くなる場所では、配管が徐々に減肉していく(炭素鋼から鉄が徐々に溶出する)ことがあります。これが流れ加速型腐食(FAC)と呼ばれるものです。
流れ加速型腐食を防止するためには、配管に皮膜を形成する防食剤を添加することが有効なのですが、従来の防食剤は発電プラントのような高圧条件下では、使用できないものがほとんどでした。
セタミンは、独自技術により高圧の条件下でも使用することができ、流れ加速型腐食に画期的な効果をもたらします。
【特長2】酸化鉄スケールの付着速度が3分の1以下に!
ボイラ内の蒸発管には酸化鉄スケールが徐々に付着します。このため定期的に化学洗浄を行い、スケールを除去する必要があります。
「セタミン」はスケールの付着速度を3分の1以下に抑制する効果があります。
【特長3】薬剤は1種類、しかも希釈作業は不要!注入場所も選びません
従来は、清缶剤、pH調整剤、脱酸素剤の3剤を別々に希釈し、各々のタンクからポンプで注入していました。
一方「セタミン」は希釈不要、1剤で効果を発揮するため、作業も注入装置の整備負担も3分の1以下に削減できます。
■薬剤 : 3剤→1剤へ
・それぞれの希釈作業が不要に
■ポンプ: 3台→1台へ
・メンテナンス作業の削減
・どこからでも注入可能
・コストが安い低圧仕様のポンプ1台のみでよい
【特長4】「セタミンJP」シリーズは、劇物やPRTR制度に該当しないため、届け出が不要です
「セタミン JPシリーズ」は、ヒドラジンなどの毒物および劇物取締り法、PRTR制度の各対象物を含まないため、めんどうな管理・届け出が不要です。
実績
日本国内でも、独立系発電所やバイオマス発電所など10ヶ所以上で採用されています
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