震災時のリスクを未然に防止『明日からできるボイラのBCP対応』

ボイラ・スチーム
震災時のリスクを未然に防止するために明日からできるボイラのBCP対応

このような問題でお悩みの企業様に最適です

  • 震災時に、すぐに事業を再開する必要がある
  • 震災時のBCP対応に取り組んでいる。

ボイラのBCP対応とは

災害時に速やかにボイラを復旧できるよう
平常時からリスク対策を検討しておくことです

BCP(Business Continuity Plan)とは、企業が地震などの災害に遭遇した場合でも、事業を継続(もしくは早期復旧)できるよう、平常時から戦略的にリスク対策を準備・計画しておくことです。食品工場や病院など、地震発生後すぐに稼働を再開する必要がある企業・団体様にとって、ボイラを速やかに復旧させることは必要不可欠です。

クリタは震災時に想定されるボイラのスケール障害や腐食障害について大規模な設備投資を必要としない明日からできる対策をご用意しています。万が一のための対策を今からご検討されてはいかがでしょうか。

ボイラに必要なユーティリティが復旧するまでのイメージ

水道水・工業用水は復旧までに約1カ月かかる場合があります

地震が発生した後、電気や燃料(油)、水処理薬品は比較的早く復旧・調達することができますが、水道水・工業用水については復旧までに1カ月程度の長期間を要することが想定されます。そのため、水道水や工業用水を取水源としている場合、ボイラの復旧も1カ月程度を要する可能性があります。

対して井戸水は水道水や工業用水に比べて短期間で復旧することができるため、井戸水を取水源にすることができれば、ボイラを早期に復旧することができます。

震災時に想定されるボイラの障害(スケール障害)

緊急時に劣悪な水源を利用することでスケール障害が発生

震災時には、水道水・工業用水が復旧するまでに長期間を要するため、シリカや硬度成分、鉄を多量に含む井戸水や、鉄を多量に含むボイラの緊急ドレン水(水質が悪く、通常は回収利用していないドレン水)を使用せざるを得ず、ボイラ内部にスケール障害が発生する場合が想定されます。

明日からできるBCP対応(スケール障害対策)

ドリームポリマー配合薬品を平常時から使用いただくことで
緊急時に劣悪な水源をボイラ給水として使用できます

震災時に水道水、工業用水が使用できない場合、井戸水やボイラのドレン水などの劣悪な取水源からボイラに給水せざるを得ない場合があります。優れたスケール防止効果を持つ「ドリームポリマー」を配合したボイラ水処理薬品はシリカ、鉄、硬度成分の濃度が高い水に対しても高いスケール防止効果を発揮します。日常から本薬品をお使いいただくことで、緊急時には井戸水やボイラのドレン水などを、ボイラ給水として使用することが可能になります。

震災時に想定されるボイラの障害(腐食障害)

ボイラの緊急停止により腐食障害が発生

地震によりボイラが緊急停止した際に、缶内の水抜きをせずに放置してしまい、水に接している部分に腐食が発生する場合が想定されます。また、水抜きを行った場合でも、ボイラが冷えた状態で水抜きをすることで、水が完全に抜けきらない場合も想定されます。この場合も水に接している部分に腐食が発生することになります。

明日からできるBCP対応(腐食障害対策)

ボイラに窒素ガスを封入することで
緊急停止後の腐食障害を防止することができます

ボイラが緊急停止した後、水抜きをしていない、もしくは水抜きが十分でない状態で放置すると、水と接する部分に腐食が発生する場合があります。この対策としては、ボイラに窒素ガスを封入することが有効です。

本対策は窒素ボンベ、もしくは窒素式脱酸素装置の廃窒素を真空破壊弁に接続するだけで大規模な配管工事は必要ありません。また、本対策はBCP対応のほかにも運転と停止を頻繁に繰り返すボイラの腐食障害防止にも有効です。

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