RO膜用スライムコントロール剤「クリバーター IK-110」
用水・純水 純水・超純水このような問題でお悩みの企業様に最適です
- RO膜の薬品洗浄頻度が多い
- RO膜装置の稼働率を上げたい
- 安全性の高い薬剤を探している
- 活性炭塔でバイオファウリングが起こる
従来のスライムコントロール剤の課題
スライムの内部に薬剤が浸透せず
十分な除去効果を得られない場合がありました
RO膜面にスライムが付着し成長すると、処理水量の低下などの障害が起こります。このスライム障害を防止する為には、RO膜装置の供給水中にスライムコントロール剤を注入することが一般的です。
従来のスライムコントロール剤は、浸透力が弱いため膜面に付着したスライムを除去する能力が低く、場合によっては頻繁に装置を停止し、RO膜を苛性ソーダなどの薬品により洗浄し、スライムを除去する必要がありました。
「クリバーター IK-110」の特長
【特長1】優れたスライム障害防止効果を発揮します
従来の殺菌処理方式のスライムコントロール剤とは異なり、「クリバーター IK-110」は、RO膜閉塞の原因となるスライムも膜面からはがし取るため、高いスライム障害の防止効果を発揮し、RO膜装置の安定運転を実現します。
【特長2】NSF認証を取得した安全性の高い薬品です
「クリバーター IK-110」は殺菌処理方式ではないため、従来のスライムコントロール剤に比べ格段に安全性の高い薬剤で、飲料水に関する国際的な安全衛生規格である『NSF認証』と、厚生労働省の『水道水ガイドライン』の認証を取得しています。
【特長3】RO膜装置以外にもスライム抑制効果を発揮します
「クリバーター IK-110」を原水槽で添加することで、原水槽からRO膜に至る範囲でスライム発生を抑制できます。また、前処理工程で活性炭塔がある場合、活性炭塔内で微生物が繁殖し、後段の保安フィルターやRO膜でスライム障害が発生することがありますが、「クリバーター IK-110」は活性炭塔内でも作用し、スライム障害を低減することができます
【特長4】処理水TOCへの影響がありません
「クリバーター IK-110」は無機系スライムコントロール剤であるため、TOC成分を含みません。そのため、RO膜処理水中のTOC濃度を上昇させません。
【特長5】RO膜が劣化する心配がありません
「クリバーター IK-110」は酸化力が極めて低い薬剤であるため、RO膜が酸化劣化する心配がありません。
導入効果
従来のスライムコントロール剤に比べて
RO膜まわりのランニングコストを約20%削減しました
「クリバーター IK-110」を採用することで、RO膜の薬品洗浄頻度が1/6に、またRO膜の前段の保安フィルターの交換頻度が1/2になり。RO膜まわりのランニングコストを約20%削減することができました。