乾式メタン発酵技術「KURITA DRANCO PROCESS」
廃棄物・資源化設備このような問題でお悩みの企業様に最適です
- 廃棄物の再資源化を考えている
- 再生可能エネルギーを利用したい
乾式メタン発酵技術「KURITA DRANCO PROCESS」とは
液体から固体まで幅広い有機性廃棄物からバイオガスを回収する技術です。
クリタの乾式メタン発酵技術「KURITA DRANCO(Dry Anaerobic Composting) PROCESS※」は有機性廃棄物をメタン菌により分解し、バイオガスを回収する技術で、回収したバイオガスはエネルギー源として再利用することが可能です。また、「KURITA DRANCO PROCESS」は発酵残渣の水分が少ないため、水処理設備が不要で、排水の放流が困難な立地条件でも施設の設置が可能です。
※この技術Organic.Waste.Systems.N.V.(O.W.S.社、ベルギー)からの導入技術です。
KURITA DRANCO PROCESSの特長
【特長1】幅広い有機性廃棄物からバイオガスを回収可能です
木質、食品残渣、水産加工残渣に加え、湿式メタン発酵では受け入れが困難だった廃棄紙類、草木類なども幅広く受け入れ、バイオガスを回収します。回収したバイオガスはエネルギー源として再利用することができます。
【特長2】メタン発酵後の水処理が不要です
メタン発酵後の発酵残渣の水分が少ないため、付帯する水処理設備が不要です。そのため、排水の放流が困難な立地条件でも施設の設置が可能です。
【特長3】乾式メタン発酵槽はメンテナンスフリーです
「KURITA DRANCO PROCESS」の乾式メタン発酵槽は槽内でスカムの発生や、発酵不適物の蓄積がありません。また、発酵槽内に撹拌機や、加温設備などがないシンプルな構造のため日常的なメンテナンスはほとんど不要です。
【特長4】複雑な前処理が不要です
「KURITA DRANCO PROCESS」は有機性廃棄物を破砕などの簡単な前処理を行うだけで受け入れることが可能です。
導入効果
廃棄紙類1トンから重油約170L相当のバイオガスを回収できます
バイオマス系 廃棄物 |
バイオガス発生量 Nm3/ton |
熱量 MJ/ton |
発電量 kWh/ton |
重油換算 L/ton |
廃棄紙類 | 340 | 約6,690 | 約560 | 約170 |
生ゴミ | 130 | 約2,560 | 約210 | 約65 |
剪定枝 | 50 | 約980 | 約80 | 約25 |
わら・草類 | 170 | 約3,350 | 約280 | 約85 |