微小動物による汚泥減量型生物処理装置「バイオプラネット SR」
排水 生物処理このような問題でお悩みの企業様に最適です
- 汚泥処理コストを削減したい
- バルキングが発生する
従来の標準活性汚泥法の課題
余剰汚泥の発生量が多いことや糸状性バルキングが発生することが課題でした
「バイオプラネット SR」とは
自然界の食物連鎖を利用して汚泥発生量を大幅に削減する処理技術です
生物処理槽内で細菌が有機物を分解し、その細菌を微少動物が捕食します。このような捕食作用によって生物槽に原生動物や後生動物が増え、各段階でエネルギーが消費されます。結果として汚泥の元になる細菌などが減少して汚泥の減量化が進みます。本処理方法は主に食品工場・化学工場・電子工場等から排出される有機排水を処理する生物処理装置です。
「バイオプラネット SR」の特長
【特長1】高い汚泥減量率を実現します
形態や大きさの異なる微小動物の食物連鎖を利用し、汚泥を効率よく減量化。原生動物や後生動物の捕食作用によって、余剰汚泥の減量化を促進します。
【特長2】独自技術で分散菌を安定維持し、減量効果を持続します
担体の添加や曝気槽などの運転条件の最適化により、排水水質の変動にも対応可能です。
【特長3】安定処理を妨げるバルキングを抑制します
「バイオプラネット SR」は有機物を分散菌に変換するため、バルキングの原因となる糸状性細菌が優占化しません。そのため、バルキングが発生せず安定的な処理が持続します。
【特長4】汚泥減量化のための機械設備が不要です
「バイオプラネット SR」は汚泥を可溶化するためのオゾンや薬品など外部エネルギーを必要としません。また、イニシャルコストは標準活性汚泥法と同程度で、標準活性汚泥法からの改造も可能です。
導入効果
標準活性汚泥法に比べて余剰汚泥発生量を最大75%削減できます