2017年1月1日 第18号

水処理相談コーナー「冬場の水垢対策」

【1】水関連ニュース
【2】水処理相談コーナー「冬場の水垢対策」
【3】KCR水処理教室(No.16):生物処理
【4】ひとこと:「生物処理の曝気を減らすときは」
【5】次号のお知らせ


--------------------------------------------------------------------┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ 。 ○       ★クリタ・KCRメールニュース★ Vol.18 ゜ ゜        ==> http://kcr.kurita.co.jp/ ゜ ┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛ このメールニュースは、MSゴシックなどの等幅フォントでご覧いただ くと見やすくなります。 栗田工業 ★クリタ・KCRメールニュース★です。 日頃よりご愛読いただき、まことにありがとうございます。 ====≪CONTENTS≫========================================== 目次 【1】水関連ニュース 【2】水処理相談コーナー「冬場の水垢対策」 【3】KCR水処理教室(No.16):生物処理 【4】ひとこと:「生物処理の曝気を減らすときは」 【5】次号のお知らせ ================================================================== ┌──────────────────────────────── │・──────────────────────────────・ │ 【1】水関連ニュース │・──────────────────────────────・ │ ○栗田工業では、メッキプロセスなどで使用される溶液や廃液か │  ら、有価物(銅などの金属イオン)を回収する水処理装置 │  「KCDI‐SP」を開発し、その1号機を大手メッキメーカーに │  納入しました。 │  当社が超純水分野で長年にわたり培い、規格商品でも多用され │  ている連続式電気脱塩技術を応用したものです。 │  │  ■詳しくはこちらから │   ==> http://www.kurita.co.jp/aboutus/press101007.html │  └──────────────────────────────── │・──────────────────────────────・ │ 【2】水処理相談コーナー「冬場の水垢対策」 │・──────────────────────────────・ │ Q:樹脂の加工品を作っている工場で、製品の洗浄に井戸水を使 |   っていますが、最近冬場になると製品上に水垢が残るように |   なりました。小型の純水器(イオン交換樹脂)に井戸水を通 |   して試したのですが、やはり水垢は無くなりません。 │   なぜ冬場にだけ水垢が残るのでしょうか? |   よい解決策はありませんか? │  │ A:シリカ(二酸化ケイ素)の析出が原因と考えられます。 |   シリカは水温が下がるほど析出しやすくなる性質があり、 |   またイオン交換樹脂だけではなかなか除去ができません。 │ │   原因がシリカであれば、解決策は以下のいずれかとなります。 │   (1)井水・製品・周囲の温度を共に上げ、析出を抑える │   (2)RO膜を含む装置を使い、井戸水のシリカを除去する │   (3)シリカ分散剤により、析出を抑える │ │  調査の結果、このお客様の井戸水はシリカ濃度が60mg/Lと高濃 |  度であり、水温が概ね10℃を下回ると水垢の析出が始まること |  が確認されました。 │  上記解決策を、コストと製品への影響をポイントに検討した結 |  果「(2)の解決策として、RO膜と再生薬品が不要の純水装 |  置KCDI(R)などをワンパッケージに収めた連続再生式純水装 |  置『ピュアエース』の導入が最良」と判断されました。 │ │  この商品は、常時ノーメンテナンス・全自動運転で、シリカの除 |  去率は95%以上が得られます(原水によって多少異なります)。 │ │  結果として、水垢の根絶のみならず、洗浄水の水質向上により製 |  品の品質もアップし、期待以上の成果を上げることができたと |  お客様に喜んでいただきました。 │ │ ■連続再生式純水装置「ピュアエース R-PA-W」の詳細は │   こちらです │  ==> http://kcr.kurita.co.jp/products/category_01/01/01-02.html │ │ ■お問い合わせは │  ==> https://kcr.kurita.co.jp/ask/form01.aspx │  ==> フリーダイヤル 0120-40-7474 │ ※ログイン用パスワードの初期設定はご登録の電話番号 │  (ハイフンなし)です │ └──────────────────────────────── │・──────────────────────────────・ │ 【3】KCR水処理教室(No.16)「生物処理」 │・──────────────────────────────・ │ 今回ご紹介する「生物処理」は、微生物を使って水をきれいにす │ る技術で、大きく2種類に大別されます。それぞれの内容と │ 特徴を是非ご覧ください。 │ │ ■詳しくはこちらから │  ==> /mailnews/school16.html │ │ ■前回はこちらです │  No.15「超純水製造装置のしくみ」 │  ==> /mailnews/school15.html │ ※ログイン用パスワードの初期設定はご登録の電話番号 │  (ハイフンなし)です │ └──────────────────────────────── │・──────────────────────────────・ │ 【4】ひとこと 「生物処理の曝気を減らすときは」 │・──────────────────────────────・ │ 最近「排水処理設備の生物処理槽の曝気を、節電のために減らし │ たところ様子がおかしい」とのご相談を頂くことがあります。 │ │ 曝気には、微生物に酸素を与えるだけでなく、曝気槽全体を流動 │ させ撹拌する目的がありますので、不用意に減らすと槽の底に汚泥 | が滞まり、腐敗することがあります。また、たとえDO計 │ (溶存酸素計)で酸素濃度が十分でも、DO計から離れた場所や │ 底の方では、撹拌不足や酸素不足に陥っている場合もあります。 │  │ 曝気を減らすときは、必ずその設備を設計したメーカーにご相談 │ ください。メーカーが不明などの場合、KCRセンターでもご相 │ 相談をお受けします。下記「お問い合わせ窓口」までどうぞ。 └──────────────────────────────── │・──────────────────────────────・ │ 【5】次号のお知らせ │・──────────────────────────────・ │ 次号は「特集:提案・事例」と、KCR水処理教室「活性汚泥法」 │ を取り上げる予定です。 │ │  ~★次号もお楽しみに★~ │ │ ■バックナンバーはこちら・・ │ ==> /mailnews/mn-index.html │ ※ログイン用パスワードの初期設定はご登録の電話番号 │  (ハイフンなし)です │ └──────────────────────────────── ,:∵⌒∵:,_,:∵⌒∵:,_,:∵⌒∵:,_,:∵⌒∵:,_,:∵⌒∵:,_,:∵⌒∵:, ┌──┐ │\/│   ○o皆さんの声をお聞かせくださいo○ └──┘ メールニュースへのご意見・ご感想・水に関する疑問などを お待ちしております! 下記URLまでお寄せください(本メールアドレスは送信専用です) ↓↓↓ https://kcr.kurita.co.jp/ask/form01.aspx ,:∵⌒∵:,_,:∵⌒∵:,_,:∵⌒∵:,_,:∵⌒∵:,_,:∵⌒∵:,_,:∵⌒∵:, ◇……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……◆ 【発行:栗田工業株式会社 KCRセンター】 お問い合わせ窓口:電話 0120-40-7474 Webサイト    :http://kcr.kurita.co.jp 栗田工業株式会社 プラント事業本部 第二営業本部 メンテナンス部門 規格商品部 …─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ 皆さまからお預かりしている個人情報は法令に基づき、利用目的である 当メールマガジン配信およびKCRセンターにおけるご案内に利用 させていただきます。 ◎メール配信停止 メールの配信停止は、「会員情報の変更」画面からお願いします。 http://kcr.kurita.co.jp (TOPページ右側メニューの一番下) ◆……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……◇

ログイン・ユーザー登録

基礎学習動画の閲覧や製品カタログのダウンロードを
ご希望の方は、ログインまたはユーザー登録を行ってください。

WEBからのお問い合わせ

水処理に関するご相談やKCRセンターに関する
ご質問など、こちらからお気軽にお寄せください。