水処理相談コーナー~有機排水処理の改善
【2】水処理相談コーナー「有機排水処理の改善」
【3】KCR水処理教室(No.13):加圧浮上装置
【4】ひとこと:「水処理に不可能はない?」
【5】次号のお知らせ
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○ ★クリタ・KCRメールニュース★ Vol.15
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栗田工業 ★クリタ・KCRメールニュース★です。
日頃よりご愛読いただき、まことにありがとうございます。
今号は、水処理相談コーナーにて「有機排水処理の改善」の事例を
取り上げます。
====≪CONTENTS≫==========================================
目次
【1】水関連ニュース
【2】水処理相談コーナー「有機排水処理の改善」
【3】KCR水処理教室(No.13):加圧浮上装置
【4】ひとこと:「水処理に不可能はない?」
【5】次号のお知らせ
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│ 【1】水関連ニュース
│・──────────────────────────────・
│ ○水道水質基準のうち、トリクロロエチレンの基準値が0.03
│ mg/Lから0.01mg/Lに強化される見通しとなりました。
│ 厚生労働省が7月13日に公表した「水道水質逐次改正検討会」
│ 議事録にて、規制強化の方針が打ち出されています。ただし、
│ 未だ施行予定は公表されていません。
│
│ ■厚生労働省ホームページより(7ページ以降を御覧ください)
│ http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/suido/kentoukai/dl/kijun100712- a.pdf
│
│
│ ○厚生労働省が「地域水道ビジョン策定状況」をまとめています。
│ それぞれの水道ビジョンには、各地域の水道事業を取り巻く実
│ 情が詳しく反映されています。
│
│ ■詳細はこちらから
│ http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/suido/topics/chiiki.html
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│ 【2】水処理相談コーナー「有機排水処理の改善」
│・──────────────────────────────・
│ Q:プラスチック製品工場の排水処理として、固定床式生物処理
│ (沈降性充填材を使用)と沈殿槽から成る設備を運用していま
│ すが、時おり処理水質が悪化するようになった上、固定床の
│ 逆洗回数が増えて処理が追い付かなくなってきたため、常時
│ 監視の人手まで必要となり困っています。改善する方法はあ
│ りませんか。
│
│ A:トラブルの原因は調査が必要ですが、既設の固定床式生物処
│ 理を、流動床担体生物処理(微生物を付着させた小さな担体
│ を流動させる)に置き換えることができれば、逆洗は不要と
│ なり、バルキングなど汚濁物質の流出の元となるトラブルも
│ 発生せず、ノーメンテナンスでお使い頂けます
│ また、流動床担体生物処理にすることで、沈殿槽に代えて、
│ 加圧浮上分離装置を使うことができます。沈殿槽にありがち
│ な汚泥のキャリーオーバーなどの心配から解放され、運転管
│ 理が楽になります。
│
│ その後実際に調査したところ、トラプルの原因は「断続的な過
│ 負荷とメンテナンス不足による固定床の詰まり」と判明し、お
│ 客様には既設の能力アップを兼ねて、固定床の流動床担体生物
│ 処理への改造と、加圧浮上分離装置の追設(沈殿槽は非常用と
│ して存続)を実施されました。
│
│ 結果、汚濁物質の流出も、処理水量不足も起こらなくなった上、
│ 排水処理設備の監視員の方が他の設備の保守を兼任できるよう
│ になり、大きな成果を上げられました。
│
│ ■流動床担体生物処理装置「バイオマイティ SK」の詳細は
│ こちらです
│ ==> http://kcr.kurita.co.jp/products/category_05/01/01-05.html
│
│ ■加圧浮上分離装置「ミニハイフローター」の詳細はこちら
│ ==> http://kcr.kurita.co.jp/products/category_05/01/01-01.html
│
│ ■お問い合わせは
│ ==> https://kcr.kurita.co.jp/ask/form01.aspx
│ ==> フリーダイヤル 0120-40-7474
│ ※ログイン用パスワードの初期設定はご登録の電話番号
│ (ハイフンなし)です
│
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│・──────────────────────────────・
│ 【3】KCR水処理教室(No.13)「加圧浮上装置」
│・──────────────────────────────・
│ 今回ご紹介する「加圧浮上装置」と、前回ご説明した「凝集処理」
│ とは、用途によって使い分けられますが、その考え方とは?是非
│ ご覧ください。
│
│ ■詳しくはこちらから
│ ==> /mailnews/school13.html
│
│ ■前回はこちらです
│ No.12「凝集処理」
│ ==> /mailnews/school12.html
│ ※ログイン用パスワードの初期設定はご登録の電話番号
│ (ハイフンなし)です
│
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│ 【4】ひとこと 「水処理に不可能はない?」
│・──────────────────────────────・
│ 水処理技術では、工場排水やトイレの水でさえ超純水レベルにま
│ できれいにすることが可能です。その意味では「水処理に不可能
│ はない」と言ってもあながち過言ではありません。
│
│ しかし現実には、排水を回収・再利用するよりも、水道など別の
│ 水を持って来た方がコストが安いため「不可能はない」には「コ
│ ストを度外視すれば」という条件が付いているのです。そのため、
│ 工場などでは放流による環境負荷を発生し続けてきました。
│
│ そこでクリタでは、水の再生コストを下げる工夫を続けてきまし
│ た。最近では、工場排水を外へ出さずに製造用水に再生する場合
│ でも、短期間で投資回収できる例が増えてきています。
│
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│ 【5】次号のお知らせ
│・──────────────────────────────・
│ 次号は「提案・事例」と、KCR水処理教室「生物処理」を取り
│ 上げる予定です。
│ ~★次号もお楽しみに★~
│
│ ■バックナンバーはこちら・・
│ ==> /mailnews/mn-index.html
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│ (ハイフンなし)です
│
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