ボイラの蒸気ドレンを回収して省エネしたい（省エネ大賞受賞）

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KCRセンターへの相談事例 No.19

ご相談内容

硬度成分と鉄を含む蒸気ドレンの回収量を増やせますか？

当工場では、発泡スチロールを成形する工程で蒸気と冷却水を使用するのですが、成形機の構造上、蒸気ドレンに硬度成分と鉄が混入してしまいます。

この蒸気ドレンを回収し、ボイラの給水温度を上げることも検討したのですが硬度成分や鉄を多く含む水をボイラに給水すると、エネルギーロスやボイラの故障が発生するリスクがあると聞きました。

当工場のように水質条件の悪い蒸気ドレンを回収して、省エネ運転ができる方法は本当にないのでしょうか?

一般的に、硬度成分や鉄を多く含む水をボイラに給水すると、エネルギーロスやボイラの故障が発生するリスクが高まります。

しかし、当社の「ドリームポリマー」を配合したボイラ用水処理薬品を使えば、硬度成分や鉄を多く含む水をボイラに給水しても、従来の薬品に比べてスケール障害や腐食障害を発生しにくくすることができますので、お客様の場合も蒸気ドレンの回収量を増やしボイラの省エネ運転が可能になるかもしれません。

さらに「ドリームポリマー」配合薬品はスケールの付着を予防する効果と、すでに付着してしまったスケールを除去する効果を併せ持つ薬品ですので、蒸気ドレンを回収する効果だけでなく、ボイラ本体の熱効率を向上させる効果も期待できます。

高温の蒸気ドレンを回収することでボイラの給水温度が上昇したことに加え、ボイラ内のスケールが除去されボイラの熱効率が向上したことで、燃料使用量を13%削減することができました。

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